裁量と信頼が生む成長 – プロジェクトマネージャーが語るVarealの魅力

裁量と信頼が生む成長 – プロジェクトマネージャーが語るVarealの魅力

イントロダクション

Vareal株式会社でプロジェクトマネージャーとして活躍する社員。入社から間もない期間ながら、その裁量の大きさと、それを支える風通しの良い組織文化に魅力を感じています。数ある企業の中からVarealを選んだ理由、そして入社後の具体的な業務内容や、共に働くメンバーとの連携について、詳しくお話を伺いました。

Varealへの入社:裁量と期待への魅力

Q:

転職活動をされていた際、Vareal以外にも複数応募されていたかと存じますが、その中でVarealへの入社を決めた理由や、内定承諾時に魅力を感じた点についてお伺いできますでしょうか。

A:

はい。一番の決め手としましては、私自身への期待値が非常に大きいと感じたことです。具体的にお話しますと、今も担当させていただいているベトナムの子会社とのコミュニケーションといった業務は、一般的には入社して間もない社員には任されないことが多いのではないでしょうか。人事の方との面談でお話を伺った際に、「ここまで裁量を与えていただけるのか」と強く魅力を感じました。

他の転職先としてはIT業界を中心に検討しておりましたが、どうしても大企業になりますと、一人の担当者が限定された領域のプロジェクトマネジメントに携わるケースが多いと感じておりました。そういった点でも、Varealでは領域や深さといった面で、より大きな裁量を与えられるのではないかと感じました。

入社後の実感:スピード感と課題解決への挑戦

Q:

2月に入社されてから2ヶ月が経過しましたが、実際に業務に携わってみて、現在の業務内容で面白いと感じる部分はございますか。

A:

はい。先ほどお話した裁量権が大きいという点と繋がりますが、先週は2週間ほどベトナムへ出張しておりました。ベトナムの子会社との密なコミュニケーションを通じて、スピーディに業務を進められたことは出張の大きな目的でしたが、普段の業務においても、通常であれば時間を要するような出張についても、「こういう状況だから行ってみたらどうか」と、非常にフランクに提案していただける環境です。そうした迅速な意思決定と実行のスピード感に面白さを感じています。

Q:

なるほど、ありがとうございます。逆に、入社から2ヶ月という短い期間ではございますが、難しいと感じた点や困難に感じた点はございますでしょうか。また、それらをどのように乗り越えられたかについても教えていただけますでしょうか。

A:

はい。2ヶ月という短い期間でしたが、非常に濃密な時間を過ごさせていただきました。全てのプロジェクトを把握しているわけではありませんが、私が担当している案件の一つに、元々炎上していたものがありました。それに対し、私一人ではなく、上長の方やチームマネージャーと相談しながら、問題解決に向けて取り組みました。

また、他の案件では、スケジュールの管理や進行管理にまだ課題が見られる部分があり、いつまでに何を完了させなければならないかといった、交通整理のような業務を主に行っておりました。こうした基本的ながらも重要な業務を通じて、プロジェクトを円滑に進めるための基盤作りに注力いたしました。今後も計画性を重視し、同様の業務に取り組んでいきたいと考えております。

プロジェクトマネージャーとしての役割と工夫

Q:

承知いたしました。ありがとうございます。それでは、仕事内容についてもう少し詳しくお伺いしたいと存じます。差し支えない範囲で結構ですので、現在担当されているプロジェクトや案件の内容、そしてその中でのご自身の役割についてお聞かせいただけますでしょうか。

A:

はい、承知いたしました。現在、私は主に2つの案件にプロジェクトマネージャー(PM)として参画しております。

まずは1つ目の案件についてお話いたします。ここでは、LMS(Learning Management System:研修サイト)の構築プロジェクトに携わっており、現在は要件定義の工程を進めています。要件定義の工程では、今後の開発について請負契約を結ぶかどうか検討している段階ですが、その前にクライアントや社外のデザイナーの方々と協力しながら、実現したい機能や画面デザインについて協議し、合意形成を図っています。そして、合意された内容を基に、機能や画面設計書をスケジュール通りに作成・管理することが私の役割です。

2つ目の案件も同様に研修サイトの構築案件ですが、こちらは既に要件定義が完了しており、ワイヤーフレームも作成済みのフェーズです。現在は、ベトナムの子会社に開発を依頼し、進行してもらっています。そこで発生するQA(Quality Assurance:品質保証)や質問事項を解消し、最終的にお客様に納品されるまでのサポートを担当しています。また、この案件には次フェーズとしてまだ要件定義を行っている部分もあり、そちらではお客様との会議設計や進捗管理のサポートなども行っております。

Q:

要件定義が完了している案件では、主に進捗管理という形で関わられているのですね。

A:

その通りです。

Q:

ありがとうございます。PMという立場ではありますが、現在使用されている技術やツールなどはございますか。

A:

はい。一番よく利用しているのはRedmineです。Redmineの中で、例えばある案件では、毎日アジャイルチャートというものを確認しています。これは、実績(アクチュアル)と予測(アイディアル)を比較し、進捗の遅れや速さを視覚的に把握できるツールです。目標とする完了ペースに対して実績が下回っていれば問題ないと判断できます。

また、ベトナムの子会社との連携では、EVM(Earned Value Management:アーンド・バリュー・マネジメント)というプロジェクト管理の考え方をRedmineに導入し、活用しています。主にベトナム側で使用している機能ですが、チケットの消化状況などを入力することで、SPI(Schedule Performance Index:スケジュール効率指数)やCPI(Cost Performance Index:コスト効率指数)といった指標に基づき、プロジェクトの進捗状況やコストの状況を管理することができます。Redmineのこれらの機能(アジャイルチャートやEVM)を活用して、プロジェクトの進捗管理を行っています。

Q:

なるほど。Redmineにはそのような機能があるのですね。驚きました。

A:

あまり使わない機能かもしれませんね。こういった便利な機能を他のプロジェクトや現場でも汎用的に活用していければと考えています。

風通しの良いコミュニケーションと組織文化

Q:

ありがとうございます。Redmineの活用方法について、大変参考になりました。

それでは、業務的な内容から少し離れますが、現在上流チームに所属されている立場から見て、他のメンバーの方々との連携や、ベトナムの子会社とのコミュニケーションはどのように行われていますでしょうか。

A:

チーム内では、毎日夕方5時から30分程度、チームリーダー主催の定例ミーティングを実施しています。ここでは、プロジェクトの進行状況や課題、困っていることなどを共有し、解決策を検討しています。

また、定例ミーティング以外では、Mattermostというコミュニケーションツールを頻繁に利用しています。例えば、困ったことがあれば、Mattermostを通じて気軽に相談し、必要に応じてオンラインミーティングを設定するなど、柔軟にコミュニケーションを取り、助け合える環境です。私もチームメンバーに大変助けられています。

Q:

フルリモート勤務とのことですが、オフィスで対面で話す機会が少ない状況で、Mattermostなどでの相談は頻繁に行われていますか。

A:

はい、その通りです。疑問に感じたことがあれば、すぐに質問するように心がけています。

Q:

疑問点をすぐに確認できる環境なのですね。

A:

そうですね。私自身、かなり頻繁にコミュニケーションを取っている方だと思います。例えば、同じチームの方ですが、Mattermostのヘッダーに常にミーティングのリンクを貼っており、私が入室するとすぐに質問に対応してくださいます。上長をはじめ、他のメンバーも質問に対して迅速かつ丁寧に対応してくださるので、非常に助かっています。

また、プロジェクトや案件ごとに雑談作業部屋のようなものが用意されており、そこで気軽に相談できる環境もありがたいです。プロジェクトの途中から参画した場合など、キャッチアップが難しい部分も多々ありますが、文字ベースでのやり取りが煩雑に感じる場合は、直接会話することでスムーズに理解を深めることができます。

Q:

Varealならではの文化だと感じます。

さて、これまでの話と重複する部分もあるかもしれませんが、Varealという会社に対して、会社としての魅力や、チームを含めた文化的な面で良いと感じている点はございますでしょうか。

A:

はい。大きく2点ございます。

1点目は、先ほども触れましたが、裁量権の大きさです。自分がやりたいことや挑戦したいことがあれば、積極的に提案できる環境であり、提案した際には尊重してもらえると同時に、もし困難が伴うようであれば親身に相談に乗っていただけます。開発チームのメンバーとのコミュニケーションを通じて、そうした文化が根付いていると感じています。ベトナムへの出張もそうですが、自分の意向を尊重し、機会を与えてくださることに感謝しています。

2点目は、メンバーがお互いを尊重し、丁寧なコミュニケーションを心がけている点です。例えば、私はまだ20代ですが、30代や40代のベテランの方々も、分け隔てなく丁寧に接してくださいます。トップダウンのような組織ではなく、分からないことは分からないと率直に言え、自分の意見をしっかりと持つ人が歓迎される組織であるという点で、非常に働きやすいと感じています。

今後のキャリアビジョン:マネジメントへの挑戦

Q:

最後になりますが、現在Varealでご活躍されている中で、今後どのようなキャリアを歩んでいきたいか、どのようなことに挑戦していきたいかといった目標はございますでしょうか。

A:

はい。現在はPMとしてチームの一員として業務に携わっていますが、将来的にはチームマネージャーや開発マネージャーといった立場で、組織やチームを管理・マネジメントしていくことに挑戦したいと考えています。

現状では、自分が担当している案件に注力してしまいがちですが、今後は他の案件で困っているメンバーをサポートできるような存在になれればと思っています。

Q:

本日は貴重なお話、誠にありがとうございました。

Varealで、あなたの挑戦をサポートします

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