データサイエンティスト T氏 Q&A:Varealでの挑戦
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Varealでの役割、現在の仕事内容を教えてください。

現在はデータサイエンス部門のマネージャーに従事しています。主な役割としては、データサイエンス部計画の作成と実行、部門メンバーの取りまとめなどを行なっております。

また、業務内容としてはデータ分析やAI技術を活用したお客様の課題解決に取り組んでいます。主な業務内容は、データ分析、機械学習モデル開発、データエンジニアリングといった技術的実装に加え、お客様へのヒアリングを通じて課題の本質を捉え、解決策を提案すること、そしてプロジェクトを円滑に進めるための説明や合意形成といったコミュニケーションも含まれます。技術スキルだけでなく、主体的に課題解決に貢献する姿勢が求められる役割です。


データサイエンティストとして心がけていることは何ですか?

技術的なスキルだけでなく、お客様が抱える課題の本質を理解し、それを抽象思考で捉えることを心がけています。物事の表面的な部分だけでなく、前提を疑い、お客様の考え方やその背景にある文脈、価値観、状況を深く理解しようと努めることが大切だと考えています。

また、論理的思考力を働かせ、多角的な視点と幅広い知識を持つこと、そしてビジネス側の視点を持ってプロジェクトを進めることも重要です。予測結果の妥当性や提案内容を相手に分かりやすく説明するためのコミュニケーション能力も常に意識しています。


入社の動機について教えてください。

スクール専用のチャットを通じて採用担当の方からスカウトをいただいたのが最初のきっかけです。

実際に面接を受けてみて、社長をはじめとする社員の方々の人柄に魅力を感じ、親しみやすく風通しの良い雰囲気だと感じました。また、データサイエンス部門が立ち上げ期であり、自分の経験を活かして新しいことに挑戦できる環境があると感じたことも大きな決め手となりました。以前の会社も少数精鋭でチームワークを重視する社風だったので、そういった規模感の方が自分に合っているのではないかという思いもありました。


仕事の面白さ、難しさややりがいについて教えてください。

【面白さ・やりがい】

元々、IT技術を使って業務改善の橋渡し役を担いたいという思いがありました。データサイエンスの力で現実社会における課題解決に貢献し、その先にいる人々や社会への貢献を実感できる時にやりがいを感じます。また、立ち上げ期の部門で、自分の経験を活かして新しいことに挑戦できる環境であることや、自分で課題を見つけ解決策を提案していく主体性が求められる点も面白いと感じています。難しい相手にも根気強く説明し、理解を得られた時には達成感があります。

【難しさ】

プロジェクトによっては既存コードの理解に時間がかかったり、データ量不足といった技術的な課題に直面することもあります。また、予測の精度を上げること自体だけでなく、その結果の妥当性を分かりやすく説明することの難しさは常に感じています。ビジネスにおけるデータ活用の難しさや、技術的な知識だけでなく、関係者との合意形成を図るコミュニケーション能力、ビジネス視点を持ってプロジェクトを進めることの重要性も日々実感しています。


求める人材像とは

技術的な知識を追求するだけでなく、課題解決思考、つまり「課題を解決したい」という強い思いを持っている方が当社には合っていると思います。

課題意識を持ちつつも、現状に満足せず、常に新しい知識やスキルを吸収しようとする意欲のある方が良いですね。加えて、様々な人生経験を通して培われた多角的な視点を持っていることも重要だと感じます。幅広い視野を持つことで、より本質的な解決策を見つけやすくなると思います。


データサイエンティストとしてのメッセージ

データサイエンティストとして活躍するために、必ずしも最初から高い技術力だけが必要なわけではありません。それ以上に、課題に対する強い意識と、それを解決したいという情熱が重要だと考えています。

データサイエンスは、バーチャルな世界だけでなく、ビジネスの現場で活かされ、現実の人々の生活を豊かにする力を持っています。そのような意志を持って取り組むことが、データサイエンスの可能性をさらに広げていくと信じています。ぜひ、そうした思いを持つ方と一緒に働きたいです。